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ブログ・橋本 直行
【プロセス重視】
2009年6月1日
創業450年の伝導機器メーカー、鍋屋バイテックは、年次の予算や
計画を持たないという方針を採っています。
また、年次スローガンもないそうです。
予算や計画がありませんから、それらと実績を対比して管理すると
いったことも、当然ありません。
「数値管理で社員を引っ張らない」という考え方です。
同社は、次のように言います。
・「売り込む」のではなく、「売れる」ようにする
・「利益を出す」のではなく、「利益が出る」ようにする
・成果よりも、プロセスを大事にする
・結論よりも、議論を大事にする
企業経営をしていると、よい時もあればよくない時もあります。
しかし、長い目で見て発展し、つぶれない強い企業でいることが
できれば成功です。
そのためには、短期の成果ではなく、企業姿勢とそれを反映した
プロセスをしっかりすることが重要なのでしょう。
数値目標はありませんが、同社の一体化度は、抜群だそうです。この記事へのコメント
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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