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ブログ・橋本 直行
【原料を知る】
2009年8月12日
繁盛日本酒メーカーの関谷醸造は、閑散期の夏季には、農地を借りて
農業を営んでいます。
その目的は、原料である米のことを、深く知るためです。
同社の関谷専務は、「原料のことを解からないと、工夫がなくなって
しまう」とおっしゃいます。
農業をやって、米づくりを知らなければ、FAXで注文すれば原料が
届くのが当たり前になり、米がかた過ぎるとかやわらか過ぎるとか
文句ばかり言うようになるそうです。
そして、天候や気候から作況を計って、酒の作り方を調整すると
いった工夫ができなくなるというのです。
商品の素を研究し、品質を高め、安定させる、考えてみれば、ぜひ
ともやるべきことですが、なかなかできません。
支持され続ける商品づくりのコツです。この記事へのコメント
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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