住み込みの丁稚制度を採る、人財育成のひとつのモデル企業である
秋山木工では、「がんばる」ことが禁止されているそうです。
「がんばることは、ムリをすることなので、継続しない」という
理由からです。
同社の代表、秋山利輝氏は、丁稚の方々に、こう言います。
> 毎日101％の力で挑戦しよう。
つまり、毎日コツコツ工夫して、１％前に進めば、いつかはかなり
先に行けるということです。
そうやってできるようになったことは、崩れることはないでしょう。
秋山代表は、「がんばれ」の代わりに「本気でやれ」と言うそうです。
「本気でやる＝いつも気を入れてやる」という意味です。
一過性のがんばりよりも、コツコツが重要という思想には、強く
共感します。

秋山利輝著「丁稚のすすめ」（幻冬舎）
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