-
ブログ・橋本 直行
【無視・賞賛・非難の三段階】
2011年9月19日
球界屈指の名監督で、現在は解説者の野村克也氏は、人を叱るとき
には、「基準がぶれてはいけない」と説いています。
「こういうことはダメだ」という一定の基準を持ち、その基準に
したがって、叱る、叱らないの判断をすべきだというのです。
そのときの感情にまかせて、叱ったり、叱らなかったりを繰り返して
いると(感情にまかせているのは、そもそも、叱っているのではなく、
怒っているだけですが)、叱られる側も、どう対処していいか判らず、
反発して、反省をしなくなります。
ただし、基準を持っていても、遠慮して、叱るのを我慢するときが
あるでしょう。
そして、堪らなくなってから、叱るというときがあります。
しかし、相手からは、一定の基準が感じられないため、同じように
反発して、反省をしなくなります。
一定の基準を持ち、ダメなことは放っておかず、必ずそのときに
ダメだと言うことが重要です。
・「私が野球から学んだ人生で最も大切な101のこと」(海竜社)
◆バックナンバー
◆本シリーズ配信希望の方はコチラこの記事へのコメント
-
-
-
-
筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
「ブログ・橋本 直行」の 月別記事一覧
-
「ブログ・橋本 直行」の新着記事
-
物流メルマガ