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ブログ・橋本 直行
【社長がトイレ掃除】
2011年10月21日
創業45年間で、一度も赤字を出したことがない優良企業、D商事では、
社長が、毎朝欠かさず、ひとりで、事務所のトイレを掃除している
そうです。
現社長は、1年前に就任した、世襲ではない、生え抜きのトップです。
このトイレ掃除は、前社長である71歳の会長の方針です。
会長は、「経営者は、会社の中で最も汚いところを見なあかん。最も
汚い部分を磨くことによって、自分の心が磨かれるんや。だから、
社長には毎日トイレ掃除をさせている。」と言います。
確かに、トイレを見れば、自社の本質が見える気がします。
なお、社長がトイレ掃除をしている間、社員は、一切手伝っては
いけません。
ただし、社員は、自主的に全員起立して、社長がトイレ掃除を終わる
のを待っているそうです。
おそらく、D商事には、トイレを汚く使う社員は、いないと思います。
その習慣は、他人を思いやる性格をつくるでしょう。
社長のトイレ掃除は、社長のみならず、社員の心も磨いているのでは
ないでしょうか。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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