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ブログ・橋本 直行
【タクシー営業社員】
2012年7月13日
呼称は、方針を表します。
繁盛タクシー会社、国際興業大阪では、ドライバーのことを「営業
社員」と呼びます。
これは、同社社長の迫田謙典氏が、ドライバーの皆さんに「自分は、
国際興業大阪の屋台骨を支えているんだ」、「人の命を預かる重要な
仕事をしているんだ」という意識を持ってもらいたいからだという
ことです。
タクシーを運転する社員は、単に運転するだけではなく、お客様と
会話をしながら、お客様を安全に目的地までお送りし、その代償に
運賃をもらっています。
これは間違いなく営業行為だという認識です。
迫田社長は、「仕事にプライドを持たない人が、お客様を喜ばせる
ことはできません」と言います。
「営業社員」という呼称は、自信と誇りを持ってもらいたいという
方針の表れなのです。
ディズニーランドは、スタッフを「キャスト」と呼びます。
佐川急便は、ドライバーを「セールスドライバー」と呼びます。
それぞれに、想いがこもっています。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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