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ブログ・橋本 直行
【覇者の責任】
2012年8月12日
宅配寿司の最大チェーン、銀のさらを運営するレストラン
・エクスプレス社長の江見朗氏は、競合企業にノウハウを量られない
ように、もともとは社内事情を公開しない主義だったそうです。
しかし、最近のある時期から、その考えを変え、テレビ番組に出たり、
本を出版したりするようになりました。
なぜなら、シェアはマーケットの半分を超えて最大になったが、
マーケット自体は拡大していないという状況に、強い危機感を覚えた
からだそうです。
いかに自社のシェアが最大になろうとも、マーケットが停滞して
いれば、いつかは危機が訪れる可能性があります。
シェアナンバー1の企業が、一番大きな危機に瀕するのは、間違い
ありません。
そういう危機感だと思います。
また、自社の行動が、マーケットの将来を握っているという責任感も
感じたのでしょう。
覇者・先駆者としてあるべき、すばらしい姿勢だと思います。
・「怒らない経営」
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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