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ブログ・橋本 直行
【限定の理由】
2013年6月4日
今号では、『限定』を打ち出すマーケティングについて述べます。
緊急性と重要性の両方をターゲット層に感じさせられたとき、商品は、
一気に売れ出します。
前者は、「今、買うべきだ」という気持ちです。
そして、後者は、「これこそが、私にピッタリなものだ」です。
限定は、前者の緊急性にかけたアプローチです。
「○個限定」、「限定△席」、「○月○日までに、ご契約いただいた
方のみ」、「先着△名様」などの、何らかの限定を設ければ、買う
べきときを『今』にすることができます。
しかし、このとき注意しなければならないのが、その限定の理由を
説明することです。
例えば、菓子店であれば、「職人の人数の都合上、1日に作れる量が
限られているため、『○個限定』とさせていただきます」といった
具合です。
理由の説明がない、あるいは説得力がなければ、「『限定』なんて
言ってるけど、どうせ買わせるためでしょ」という想いを、相手に
持たせてしまうことになります。
『限定』は、強力なコンセプトですが、うまくこのポイントを
押さえておく必要があります。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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