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  • ブログ・高橋 久美子

    第384回:自己受容と自己肯定の違いとは?

    2019年1月7日New!!

     
     
     

     ここで、多くの人が混同しがちな「自己受容」と「自己肯定」の違いについて解説しておきます。「受容する、受け入れること」と、「肯定すること」は、一見すると似ていると感じる人もいるかもしれません。しかし、この2つは、似て非なる言葉どころか、まったく意味が異なります。ここで、しっかりと違いを認識していきましょう。多くの方は「自己受容」と「自己肯定」では、「自己肯定」のほうが、なじみがあると思います。

     

     「自己肯定」は、「できる! できる! 俺なら、絶対できる!」と、自分を鼓舞する態度です。時に、自信がないことがあったとしても、不安やネガティブな心理を打ち消し、マイナスな言葉は口にせず、ポジティブな言葉を口にすることで、自己暗示をかけるイメージです。一方、自己受容とは「ダメな部分も受け容れる」という態度です。

     できる! とプラスの言葉を使って自分を鼓舞することで、気持ちを上げることができる人には、「自己肯定」はとても有効です。

     ところが、この方法を続けても、「なんだか気持ちが追い付いてこない」「空虚な気持ちになってしまう」という人が一定数います。特に、価値観が多様化している現代の経営者は、繊細な人が多いので、「そんなに単純にいかないよ…」と、感じる人が多いのが現実です。自分の本心で感じている感情と、自分の口から発する言葉とのギャップに、違和感を感じてしまうというわけです。

     さらには、「自分はできる!」という言葉を繰り返すたびに、「できなければならない」という価値観を、自分に刷り込み、自分で自分を追い詰めてしまうという悪循環も生まれます。

     今日の話は、読んでいて「甘いなあ」と感じる人と、「あ、これ、わかる!」という人の、2タイプに感じ方が分かれるはずです。あなたは、どちら寄りの感じ方でしたか?

     「甘いなぁ」と思ったあなたは、旧来のカリスマリーダータイプ。自分を鼓舞して、力強く前進していける人です。

     一方、「あ、これ、わかる!」と思ったあなたは、力強さよりも繊細さを特性として生かしていける、次世代型のリーダーと言えます。

     どちらがいいとか悪いとかではなく、2つのタイプが存在するということです。

     繰り返しますが、自己受容は「ダメな自分も含めて受け容れる」という態度です。このように聞くと、向上心がないことのように聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。むしろ、受容ができているからこそ、大きく飛躍ができるのです。次回は、自己受容がもたらすメリットについてお伝えしていきます。

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    高橋 久美子

    あなたの会社が儲かっていない本当の理由
    規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。

    全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会

     
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