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ブログ・高橋 久美子
第64回:「集客」と「セールス」は違います
2011年6月1日
さて、トラック20台以下の運送会社のみなさんが、活用していく「広告」は、テレビコマーシャルや、新聞広告などとは、ちょっと違うものになります。お勧めの「広告」は、数種類あるのですが、その中でも、最も少ない予算で、多くの「お客候補」にアプローチできる広告方法として、最初に実践してほしい広告方法とは「ダイレクトメール広告」です。
もしかすると、これを聞いて、「はぁー?ダイレクトメールなんて、効果ないんじゃないの?」と、思われる方もいるかもしれません。また「そんなの、とっくの昔に試したよ。でもぜんぜん効果がなかったよ」とおっしゃる方も、いると思います。
たしかに、あなたの会社のポストにも、毎日、大量のダイレクトメールが届くことと思います。そして、そのほとんどが、ゴミ箱に直行していますよね。しかし、「DMは、効果がない」という人は、「効果的なDMの書き方」や「出し方」を、知らないだけなのです。「効果的な書き方」や「出し方」をすれば、DMは最強の集客ツールになります。ここからは、その「効果的な書き方」について話をしていきますね。
あなたの「お客候補」にアプローチするために、なぜ、DMがいいのか?という話からしていきます。まずは単純に、アプローチできる「件数」が多いということです。運送会社の経営者の中には、「営業は足で稼ぐものだ」というポリシーを、強く持っている方が少なくありません。私もその考えを否定するつもりはありません。
しかし、ここで、混同しないでほしいのは、「集客」と「セールス」は違う、ということです。ダイレクトメールを使ってするのは「集客」です。ダイレクトメールでは、あなたの「お客候補」に対して、あなたの会社のことを、広く知らしめる活動を行っていきます。
簡単に言うと、こうです。1、大勢のあなたの「お客候補」にアプローチする。2、その中で、あなたの会社に「興味があります!」という人に、手をあげてもらう。3、その人に「セールス」をする。来週は、これらをもっと具体的に数字を入れて考えていきますね。
全国中小規模運送会社・経営改善推進委員会代表 高橋久美子
http://www.handlecover.com/kaizen/この記事へのコメント
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筆者紹介
高橋 久美子
あなたの会社が儲かっていない本当の理由
規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。
全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会 -
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