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  • ブログ・高橋 久美子

    第145回:地代家賃を見直す

    2012年12月11日

     
     
     

     売り上げに困っている中小運送会社が、かけすぎてしまっている「三つの経費」の話を進めます。一つめは「地代家賃」です。事務所もそうですが、もちろん倉庫も同じです。昔、業績が伸びていた荷主企業に「どうせなら保管もセットで、おたくに頼めないかな」と言われたことをきっかけに、倉庫業に乗り出したという人も多いかもしれません。


     しかし、あれから数年が経ち、今ではその荷主企業の業績も落ちて商品在庫は当時に比べてかなり少なくなりました。他に倉庫保管の仕事がないか営業をしてみたものの、結局、現在は倉庫のスペースの半分以上を自社の物置にしてしまっている、という人も少なくありません。
     その倉庫を、いつまで所有しているつもりですか? 本当に、今後もずっと所有しているべきでしょうか? 経営者として紙の上に数字を並べて、客観的に考えてみてください。感情を排除して経済的合理性で判断してください。
     もちろん車庫も同じです。「もし増車することになったときに、これくらいのスペースがないと困るから…」と言いながら1年以上が過ぎているのなら、必要ないということです。もっと狭くて賃料の安い車庫を探すべきなのです。
     トラック20台以下の運送会社にとって、事務所・倉庫・車庫などの地代家賃は、固定費の中でも、とても大きな割合を占めます。しかも毎月の固定費ですから、これらが数万円でも削減できれば、かなり経営が楽になるはずです。利益率が5%の会社なら、5万円が削減できれば、売り上げが100万円増えたのと同じことになります。
     ところが、「そうは言っても、移動するとなると、けっこういろいろ大変だから…」と言い訳をして、ほとんどの人が移転をしようとしないどころか、探してみようとさえしません。いいえ、もっとはっきり言いましょう。安い物件があったとしても、移動するのを拒みます。来週は、その本当の理由を検証してみましょう。

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    高橋 久美子

    あなたの会社が儲かっていない本当の理由
    規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。

    全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会

     
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