ホームページ（ＨＰ）から売り上げを上げるには、次の三つのステップが必要になります。
　「ステップ（１）」導線をつくって、まずはあなたの会社のＨＰにたどりついてもらう（導線をつくる）
　「ステップ（２）」たどりついた荷主に、確実に問い合わせをしてもらう（ＨＰの内容を新規型に作りこむ）
　「ステップ（３）」問い合わせを確実に取引につなげる（電話契約の型を作っておく）

　今週は「ステップ（２）」について、詳しくお話ししていきます。ここでいよいよ「ＨＰの内容」の話になります。
　あなたもご存知のとおりインターネット上には膨大な数の運送会社のＨＰがあります。ライバルは数えきれません。「ステップ（１）」の導線を作ることにより、無数のライバルに勝ち抜いて荷主候補をあなたの会社のＨＰに連れてくることができました。さて、やっとの思いであなたのＨＰにたどり着いてくれたわけですから、この荷主には確実に問い合わせをしてもらいたいですよね。
　ここでやっと、「ＨＰの内容」が重要になるわけです。あなたの会社のＨＰを見たお客に、確実に問い合わせをしてもらうためには、どんなＨＰの内容にするべきでしょうか。
　オフラインでもオンラインでも、集客で一番重要なポイントは同じです。つまり、「お客の気持ちがわかること」です。対面セールスは人とのコミュニケーションが重要で、ネットマーケティングは、コミュニケーションが希薄だというような、誤ったイメージを持っている人が多いのですが、とんでもない話です。むしろ、顔が見えない相手と信頼関係を築くには、高いコミュニケーションスキルが必要になります。重要なことなので覚えておいてほしいのですが、人の気持ちが分からない、コミュニケーションが苦手だと思っている人は、オンラインビジネスには向きません。
　繰り返しますが、一番重要なポイントは「お客の気持ちがわかること」です。それでは次に、あなたの会社のＨＰを訪れてくれた人の「気持ち」を考えてみましょう。