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  • ブログ・高橋 久美子

    第217回:奪い合いの精神から脱却を

    2014年5月5日

     
     
     

     これからの時代に生き残る運送会社の条件は「信頼できる会社であること」。そして、「信頼できる会社」になるために、
     1、公開する
     2、シェアする
     3、理念を語る
     この三つがキーワードになります。


     先週は、「公開する」について、詳しく話をしましたが、今週は二つ目の「シェアする」について、掘り下げていきたいと思います。
     「シェア」を辞書で調べてみると、「分け合う・共有する」と書かれています。最近では、日本でも、「カーシェア」「シェアハウス」など、シェアビジネスが増えてきています。
     物の価値は、所有して独り占めするよりも、その価値を有効に活用できるメンバーで共有したほうが、結局は、そのものの持っている価値を、さらに大きくすることができるという考え方です。
     つまり、シェアとは、そのものの「価値」を、最大限に大きくする方法のひとつなのです。
     我々は今まで、「所有することに価値がある」と思いこんでいました。所有して独り占めした方が、自分にとって「得だ」と思っていたのです。せっかく手に入れたものを、誰かに分けたり、共有したら、損をすると思ってしまっていたのです。つまり自分の持っているものを、他人にシェアしたら「自分の持ち分が減る」と考えていたのです。
     実はこれは、戦国時代のリーダーの考え方です。戦国時代には、限られた陣地を奪い合っていました。ですから、誰かが陣地を拡大すれば、その分、誰かの陣地が減ったわけです。
     しかし、戦国時代の陣地と違い、現代の富は無限です。重要なことなので繰り返しますが、シェアとは、そのものの「価値」を最大限に大きくする方法なのです。シェアすることにより、独り占めしていた時よりも、価値が大きくなるのであれば、あなたの「取り分」は減ることはありません。むしろ増える可能性もあるということなのです。
     戦国時代のような奪い合いの精神から脱却し、シェアすることで物の価値を大きくすることができる人が、これからの時代に生き残る経営者です。

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    高橋 久美子

    あなたの会社が儲かっていない本当の理由
    規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。

    全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会

     
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