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  • ブログ・川﨑 依邦

    経営再生物語(98)経営活性化シリーズ47

    2015年6月12日

     
     
     

     (47)率先垂範の姿勢を示す



     リーダーシップはどのようにして発揮するか。リーダーは目標を示す。進むべきビジョンを示す。船場商法の言い伝えがある。それは?布団の中で部下に指図するな?だ。船場の朝は早い。番頭や丁稚は朝早く働く。そこで店の主人が布団の中で包まって指示してはいけないということ。リーダーは率先垂範せよということである。

     人材育成は、一朝一夕にはいかない。ただ単に営業実績を作れと言われても誰もついてこないのが一般的である。管理者・経営者が率先垂範する姿勢を見て、迫力が出てくる。口で指示するだけではなかなか人は動かないものである。
     率先垂範の中身は、どの程度のことを指しているのか。率先垂範の姿勢を大きな括りで表現すると、経営者・管理者は誰よりも働くということに直結する。具体的には、誰よりも早く出社して一番最後に退社する。これだけで売り上げが作れるわけでもなければ利益を確保することもできない。簡単なことで、意味のないことのように聞こえるが、誰よりも長い間働くということに、実は深い意味がある。誰よりも長い間働くということは、その言葉どおり仕事に取り組む時間が長いことを表していて、その時間の中で普通の時間しか働いていない人と比べ、たくさんのアイディアや仕事を通じて学ぶ時間も多くなってくる。真剣に仕事に取り組むことは、時間を気にせずに仕事に没頭していくことである。

     時短の風潮が濃い世の中であるが、経営者や管理者は、量(時間)で質(中身)を凌駕するくらいの気迫で仕事に取り組むべきである。ただ単に時間を長く働くだけでなく、その中身も日々工夫して進化し続けていかねばならない。簡単な仕事をダラダラ長時間かけてこなすことを肯定しているのではなく、長時間仕事に没頭する中で、様々なことに取り組み、一人三役くらいこなしていける能力を有していく努力をしなければならないのである。

     従業員の生活を守り、お客様に満足して頂いて社会貢献をするためには、利益が必要である。そのために利益を追い求めている。その中で、トップは普通のことをしていてはならない。誰にも負けない努力をするということ=長時間仕事に没頭するということになるのではないか。寝ても覚めても事業、会社のことが頭からひと時も離れない、そういうことに幸せを感じられるぐらいに心を高めていかねばならない。

     積み重ねが大切である。必ず大きな実(高収益会社の実現と人の成長のこと)にしてやるのだと強い気持ちを持ち続けていくことである。

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    川﨑 依邦

    経営コンサルタント
    早稲田大学卒業後、民間会社にて人事・経理部門を担当し、昭和58年からコンサルタント業界に入る。
    63年に独立開業し、現在では『物流経営研究会』を組織。
    中小企業診断士、社会保険労務士、日本物流学会正会員などの資格保有。
    グループ会社に、輸送業務・人材サービス業務・物流コンサルティング業務事業を中心に事業展開する、プレジャーがある。

    株式会社シーエムオー
    http://www.cmo-co.com

     
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