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  • ブログ・川﨑 依邦

    経営再生物語(221)家庭の平和づくり〈事例A〉

    2018年11月12日

     
     
     

    〈朝に強くなれ〉

     

     「うちの会社は寂しい。朝5時の早出の時は、事務所にはだれもいない。お早うの一言、事故に気を付けての注意。会話の少ない会社です」(A社乗務員)

     朝の出発にメリハリをつけて「さあ、今日もやるぞ」との気持ちを共有化していかねばならない。朝に強くなることだ。

     「家庭をうまく和やかに円満にする︱︱ということですね。朝のスタートを勢いよく、ということですね。分かりました。やるだけやってみますよ」(A社長)

     企業の命運を握っているものは、何であろうか。もちろん、荷主もそうである。見方を変えれば、企業のトップもそうだ。トップのかじ取りが暗転すると、その企業は危なくなる。物流業は人を中心とする、サービス業であるだけに、トップのあり方がきわめて重要である。A社のピンチを切り開くには、トップの覚悟がものを言ってくる。

     現在のように家庭もうまくいかず、生活リズムも夜型で、しかも朝を軽視していては、トップの覚悟はあせりと自滅化へと突き進む。トップの心の持ち方が大切となってくる。自らが、全責任を負う覚悟がいる。家庭がうまく回っていないのは、だれのせいでもない。自らの責任として受けとめる。

     そして、心の底からのやる気を燃え上がらせるために、生活のリズムを変えて、早起きに挑戦する。一種の修行者というか、何事もどんな苦労も、己を鍛え、磨き、高めてくれるものととらえて、「われ以外みな師」との謙虚な心持ちで、生きていく。

     A社が苦境から転換していくためには、収入を増やし、経費を減らし、経営数字をタイムリーにつかむことが必要である。いい荷主を獲得していくといった経営マネジメントの基本も大切であるが、何よりも大前提はトップの自己改革である。「家庭の平和」と「朝に強くなる」ことだ。以上

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    川﨑 依邦

    経営コンサルタント
    早稲田大学卒業後、民間会社にて人事・経理部門を担当し、昭和58年からコンサルタント業界に入る。
    63年に独立開業し、現在では『物流経営研究会』を組織。
    中小企業診断士、社会保険労務士、日本物流学会正会員などの資格保有。
    グループ会社に、輸送業務・人材サービス業務・物流コンサルティング業務事業を中心に事業展開する、プレジャーがある。

    株式会社シーエムオー
    http://www.cmo-co.com

     
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