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    経営再生物語(258)5Sへの取り組み

    2019年9月9日New!!

     
     
     

     1.職場小集団活動の実践事例

     

     ・職場小集団活動によるドライバー研修事例

     ストーリー①活動テーマを決める。5Sは整理・整頓・清潔・清掃・しつけのことである。具体的な取り組みテーマを決める。テーマ例としては、誤着、延着、破損ゼロなどである。データを重視していく。データの取り方についてメンバーで決めていく。

     ストーリー②計画立案する。P、D、C、Aのマネジメントサイクルに基づく。P(計画)は現状把握としてデータ収集、整理、分析である。D(実行)は問題摘出と対策の立案、実施である。C(チェック)は効果の確認とフォロー体制の確立である。A(歯止め)は標準作業マニュアルの作成である。

     ストーリー③現状把握。期間は1か月とする。運転日報に誤着、延着、破損ゼロのデータをメンバーが記入していく。項目ごとに整理して集計し、原因を分析する。

     ストーリー④目標設定する。少集団活動の期間は6か月としている。最初の1か月の集計データをもとに6か月後の目標を設定する。目標があるとないとでは仕事のはりが違う。普通にやっていれば達成できるものではなく、挑戦的なものにする。

     ストーリー⑤原因分析する。ストーリー③の現状把握でつかんだデータを元に原因分析する。特性要因図に整理する。一般的に問題となっている特性と、それに影響を及ぼしていると考えられる要因(原因)を整理して図にまとめたものである。特性要因図での整理の後、本当の原因、根本的な原因と考えられるものを探り出す。原因は一つとは限らない。相互に関わりあっていることが多いため、共通している原因やもとになっているものを見つけ出す。

     ストーリー⑥対策案の検討をする。実行可能な対策をとる。「注意する」「徹底する」では掛け声だけになる。具体的な対策として何を、いつまでに、どのように、と掘り下げていく。

     ストーリー⑦対策と効果を確認する。どれだけ効果があったか、データによって明らかにしていく。

     ストーリー⑧歯止め=標準化である。マニュアルを作成する。マニュアルの一部として、個人5Sチェック表がある。5Sの基本を徹底するために活用している。ストーリー⑤の原因分析によって、働くうえでの基本から正していこうと対策を立案した。具体化として個人5Sチェック表がある。毎日毎日働く姿勢をチェックすることでクレーム・トラブルの減少につなげていこうとしている。

              (つづく)

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    川﨑 依邦

    経営コンサルタント
    早稲田大学卒業後、民間会社にて人事・経理部門を担当し、昭和58年からコンサルタント業界に入る。
    63年に独立開業し、現在では『物流経営研究会』を組織。
    中小企業診断士、社会保険労務士、日本物流学会正会員などの資格保有。
    グループ会社に、輸送業務・人材サービス業務・物流コンサルティング業務事業を中心に事業展開する、プレジャーがある。

    株式会社シーエムオー
    http://www.cmo-co.com

     
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