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  • ブログ・鈴木 邦成

    物流とリーダーシップ

    2008年9月3日

     
     
     

    福田首相の辞任表明
     福田首相の辞任表明などで日本経済の行方にさらなる暗雲が立ち込めてきました。日本国民としては首相が毎年のように交代する事態は今後は避けたいところでしょう。
    経営トップの短サイクル化
     政治家が政権を投げ出してしまうのも困ったものですが、もし企業経営においてトップが突然、辞任するようならばそれもまた困ることになります。社員としては「いつトップが経営から手を引くかわからない」というような会社では到底、働く気分になれないでしょう。
     つまり、企業経営も政治と同様で、経営者が頻繁に交代するようならばその企業の将来を安心して見ていることは難しいわけです。
     しかし大企業などでは二年ごとのトップ交代なども珍しくありません。「カリスマ経営者」は全体的に少なくなっているのかもしれません。
    リーダーシップ教育の是非
     大学院のMBA(経営学修士)コースなどのカリキュラムには「リーダーシップ論」などが設けられていることが多いようです。「企業経営におけるリーダーとは何か」、「リーダーの条件とは」といったことを学び、実務に生かしていくわけです。
     物流においてもたとえば「物流センター長に必要なリーダーシップ」、「経営トップとして必要なリーダーシップ」など、いくつかのレベルのリーダーシップについて見聞、知識を広めておくことは日々の実務を行ううえでも経営戦略を構築していくうえでも大きなプラスになるでしょう。
     しかしリーダーとは育てられるものなのでしょうか。プロ野球・楽天の野村克也監督が「四番打者は育てることはできない」といっていますが、同様に「カリスマ経営者」を育てることも不可能なのかもしれません。
     ただし「リーダーになる」という意識を普段から強く持つことで眠っている才能が開花することはあるでしょう。努力とチャンスを与えられることによりある程度の指導力、リーダーとしての力は育つと考えてもよいでしょう。
     そう考えると物流業務を行ううえでのリーダーシップのあり方についても、もっと科学的、論理的、体系的に考えていくことが今後は必要になってくるかもしれません。もちろん、付け焼刃的に行われる教育ではなくて、小学生などからの早期教育なども重要度を高めていくでしょう。

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    鈴木 邦成

    物流エコノミスト・日本大学教授
    国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
    欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
    国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。

     
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