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  • ブログ・鈴木 邦成

    サプライチェーンの距離

    2008年12月8日

     
     
     

    賑わう休日の「近場」
     「不景気だから休日は近場で済ませる」という方が増えているからでしょうか、日曜日の都心は百貨店、繁華街などはかなりの賑わいを見せています。また海外旅行なども「近場」が人気になっているようです。経済低迷の中、「近場」がキーワードとなっているようです。
    サプライチェーンと「近場」
     実際、サプライチェーンの設計・構築・管理にあたっても「近場」はキーワードとなっています。「地元で生産したものを地元で消費する」という地産地消の考え方も「近場で済ませる」ということに結びつけて考えられるでしょう。
     食品産業などでは「フードマイレージ」という考え方も広まっています。遠方でできた食品を運ぶ場合の輸送距離、コスト、二酸化炭素の排出量などを考えると、「近場で済ます」ということが環境にもやさしくコスト安にもつながるというわけです。衣料品・ファッション製品などでも「ファッションマイレージ」という考え方を導入し、近場に生産・在庫・販売拠点を集中させるという選択肢も出てくるかもしれません。
    Think Global, Act Local
     そうした流れの中で物流を考えてみると、「グローバル化⇒輸送動線の伸長」から「ローカル化⇒地産地消型物流ビジネスモデルの構築」に向かっていく可能性も相当に有力といえましょう。
     もちろん、ここまで進んだ経済のグローバル化が急に縮小することはないでしょう。しかし、「近場を重視する」という流れの中で、グローバルに物事を考え、ローカルレベルで行動を行うThink Global, Act Local を意識する必要性がますます高まってくるのではないでしょうか?

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    鈴木 邦成

    物流エコノミスト・日本大学教授
    国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
    欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
    国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。

     
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