皆さんこんにちは、日本事故防止推進機構（ＪＡＰＰＡ）理事長の上西一美です。７月２日に「Respect the law 38 project」というＷｅｂページを立ち上げました。

このプロジェクトは、道路交通法第３８条を日本で広めていくのが目的で、愛知県名古屋市本社のキムラユニティー様の木村社長と共同発起人で立ち上げました。

道路交通法第３８条とは、「横断歩道上における歩行者優先」を定めた法律ですが、ＪＡＦの調査では、残念ながら日本人の約２１％しか、横断歩道手前で停止し、歩行者を優先させないそうです。

この現状を知り、「日本のすべての運転者が歩行者を優先させれば横断歩道上の交通事故は、なくなるのではないか」ーー、このような思いで活動を開始しました。

昨年は全国的に交通事故の死者数は減少しましたが、東京都では死者数が１５５人増加し、しかも６７人は歩行者が犠牲になっています。しかも、歩行者には、交通違反がほとんどなかったそうです。ということは、普通に横断していた歩行者が犠牲になっているということです。

私なりの解釈では、新型コロナの影響で道が空き、車両の速度が上がったことが大きな原因だと思っていますが、この法律をすべての方が守れば、救えた命がたくさんあると思っています。

経営者・運行管理者の皆様、ぜひ、このプロジェクトに賛同し、プロドライバーの中から、まずは１００％歩行者を優先させる文化を作りませんか？　ご興味がある方は、ぜひ、Ｗｅｂページを見て下さい。https://respect-38.com/