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運送会社
荒木運輸 荒木一義社長 トレードマークの青シャツ
2021年3月19日
【富山】メガネや髭に帽子など、物や特徴から人物を想起させる「トレードマーク」。荒木運輸(射水市)の荒木一義社長は鮮やかなブルーのシャツで、それを印象付けている。
「もともとは青色が人に好イメージを与える効果があると聞いて、社内の制服で採用したことが始まり。自分も何かできないかと思案し、このスタイルを決めた」と社長は語り、以来8年以上に渡って着用を続けている青シャツにまつわるエピソードに触れた。
着用を始めた頃には周囲の理解が乏しく、その姿を訝る向きもあったそうで、人伝いに「あの社長は大丈夫か」との声を耳にした経験もあると苦笑い。一方で「ブレない姿勢を貫くことで、信用や信頼へとつながるのではないか」というポジティブな見解を示し、また「色シャツを着ていると一見強面に映るようで、会話をすすめるなかでそうした第一印象を覆す楽しみもある」と思わぬ効果をあげて笑顔を見せる。
5年前に出版した自著「変化は勝利を導く」では、変化を恐れない前向きな意識が好循環を生んでいくとする考えを発信し、そんな思いは地元小学校での講演の場で子供たちへと伝えている荒木社長。青シャツに関しても動機を紐解いていくと、「今振り返れば、自分の殻を破りたかったのではないかと思う」と変化を起こしたい気持ちのあらわれだったと分析する。
そして取材当日も、背広の下にはブルーのシャツ。ふと気になって好きな色をたずねると、「実は青色ではない」と回答し、記者を笑わせる場面もあった。
◎関連リンク→ 株式会社荒木運輸
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