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    広島輸送ターミナル協同組合 ナスバネット導入

    2010年1月5日

     
     
     

     広島輸送ターミナル協同組合(久保清司理事長、広島市西区)は先月10日から、インターネットを介した適性診断システム「ナスバネット」を本稼働させた。また同日付で、「基本的には組合員の利便向上と、さらには相互の情報共有化をめざすもの」(乗政朝枝事務局長)という観点で完全リニューアルしたホームページもオープンさせた。いずれも組合事業の柱として位置付けてきた「安全」「環境」の実現に向けた一歩となるもの。



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     ナスバネットは組合事務所2階の1室に設置し、適性診断のための専用ルームとして活用する形。組合メンバーの事業所に所属する全てのドライバーおよそ900人が業務の合間を縫い、身近な場所で適性診断が受けられる環境を整えることで一段と安全レベルの向上をめざすのが狙い。IDとパスワードを使って組合HPの専用コーナーから利用を申し込めるうえ、予約の状況がリアルタイムに把握できることで繁閑など業務の都合に合わせた受診計画が組めるメリットがある。また、HPのメンバー用ページからは組合事業の取引状況もダウンロードできるなど、相互の情報共有化を図る機能も備えている。
 
     同協組は今年4月、それまでの青年部を「交通労働災害防止対策委員会」(三﨑龍委員長)にリメイクした。すでに組合員18社のうち13社がGマーク認定を受けているが、運輸安全マネジメントなども含めたコンプライアンスの徹底に向けて全組合員による「パーフェクト体制」をめざしたい考えだ。
 
     次世代の経営者や安全管理のリーダーを育てるという趣旨も兼ねる格好の同委員会は現在、青年部メンバーらを中心に各社から1人の計18人に事務局スタッフを加えて構成。7月からは毎月1回、各委員による「自社の安全への取り組み」などをテーマとした事例発表を重ねる一方、委員会の主催で10月にGマーク、11月にも運輸安全マネジメントに関係する講習会を開くなど精力的な活動を続けている。

     
     
     
     
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