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運送会社
ツカサ 新社屋と倉庫完成、「理想に近い形」で新たな歩み
2022年5月31日
【石川】ツカサ(坂池克彦社長、金沢市)はこのほど、23年慣れ親しんだ旧事務所を離れ、新社屋へと移転して新たな一歩を踏み出した。
新社屋は同市内の安原異業種工業団地で新設され、敷地内には倉庫も併設。二階建ての社屋は一階にオフィススペースとキッチン付きの休憩室を構え、二階には65インチのモニターを据えた会議室と合わせて社長室などが設けられた。
「旧態依然としたイメージを払拭したかった」と坂池社長が語るように社屋はデザイン面にもこだわって南側の壁は一面ガラス張りで全体を引き締め、オフィススペースではデスクなどを白で統一して清潔感を演出。また夜間には建物上部にロゴとともに掲げられた「TSUKASA」の文字がバックライトで浮かび上がる印象的な仕様となっている。
敷地面積はおよそ6900平方mで、社屋が368平方m、倉庫が1250平方m。坂池社長は主要道路にほど近い立地を含めて「理想に近い形での移転ができた」と手応えを示した上で、「『ここで働きたい』という理由を見つけてもらうなかで新しい社屋を通したイメージ面での効果は大きいと思う」とその意義に言及。社内的なメリットにおいても駐車スペースの集約や使い勝手の改善などによる満足度の向上をあげ、新社屋を起点とした発展的な動きに期待を寄せる。
今後は、会議室におけるオンライン設備の活用や倉庫を利用した対応力の強化などを前向きな変化として捉え、施設内に用意されたプチ農園「ツカサファーム」の展開にも意欲的な坂池社長。社長室には「冗談半分で欲しいと言ったら本当に買ってきて驚いた。大事すぎてまだ封を開けられていない」と説明する県ト協青年部会から贈られた「ルンバ」の最上位機種「s9+」が箱に入った状態で置かれており、その出番を待ち侘びる。
◎関連リンク→ 株式会社ツカサ
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