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運送会社
海津運送 山田社長と横川市長が意見交換、前向きな海津市の未来語る
2022年8月30日
【岐阜】海津運送(海津市)の山田琢哉社長(写真右)はこのほど横川真澄海津市長(同左)と交流の場を設け、これまでの取り組みを振り返りつつ市の今後について前向きな意見を出し合った。
海津市の行政PRトラック2台の運行や地域密着型カフェ「ティッケル」の運営など、地元へ根ざした活動や取り組みを推進してきた同社。そんな動きは広く知られることとなり、県内で若手経営者らが集う「岐阜リーダーズの会」への参加は今回の動きに続く好機ともなった。
同社が取り組む行政PRトラックについて、横川市長が「地域のことを熱く思うことのあらわれ。こんなにありがたいことはない」と語ると、これに対して山田社長は「うちは『海津運送』と名乗らせてもらっているので、そうしたトラックを走らせることで地域と会社、双方の宣伝になると思い制作した。同業者から一般の方まで好意的な声が多く寄せられている」と一連における前向きな流れに言及。3台目制作の可能性にもふれ、「市長がすすめる新しいプロジェクトを盛り込めたら良い」との見解を示した。
また昨年の9月にオープンしたカフェ「ティッケル」では地元における作家作品の販売や食材の利用などを通してそのカラーを強調。山田社長がそれらのさらなる推進を口にすると、横川市長は「母親も利用しているようだ」と笑顔を見せた上でカフェ運営のあり方を歓迎し、「いっそうの盛り上がりに期待したい」と力を込めた。
一方で動き始めたばかりだという「岐阜リーダーズの会」に関しては「そこで学ぶことがつながりを生み、やがて大きな流れへとなってほしい」と横川市長。「市から若い世代が減っていくなかで同じ世代の人たちが盛り上がることによって何かの刺激になれば良い」と語り、メンバーとして参加する山田社長は「会には多様な人たちがいるのでさまざまな意見にふれられる貴重な場。将来的にはつながりを通して一緒に何かしたい」との考えを明かした。
そして海津市の活性化に向けた展望について、市長は人口減少に歯止めをかけたいとの見解で市の魅力向上や子育て支援に意欲を示し、山田社長に対しては「市の貴重な人材」と評価。そんな言葉を受けた山田社長は市内における新たなイベントや施設のアイデアにふれつつ「自分の手がける仕事が市を盛り上げることにつながれば良い」と語り、海津市の未来と前向きに関わりたいとする自らの姿勢を印象付けた。
◎関連リンク→ 有限会社海津運送
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