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運送会社
ミツミタイヤ「ディーゼルエンジンメンテナンス」事業開始
2022年11月11日
【埼玉】ミツミグループのミツミタイヤ(入間市)では、サンオータス(横浜市港北区)が販売するDPFのトラブル解消や故障を予防する整備機器「ディーゼルプロ」を導入。自社での使用を経て、今年8月からは近隣の運送事業者向けに「ディーゼルエンジンメンテナンス」事業を開始した。
同機器は、フューエルラインとインジェクターを非分解で洗浄し、バルブ・ピストン・燃焼室に付着したカーボンを除去するもの。
ミツミの小野隼人専務は、「自社車両の調子が悪かった時に、ディーラーに修理見積もりを頼んだら『65万円かかる』と言われた。『ディーゼルプロ』を導入していた知り合いの運送会社で試させてもらったところ改善したので、自社での導入を決めた」と振り返る。
「故障してしまうと修理は数日を要するため、未然に防げれば車両稼働率の低下を防げ、かなりのメリットになる」と指摘。また、同機器活用のメリットとして「燃費改善」も挙げる同専務。「燃料価格が高騰しているいま、1回の運行では些細なことでも、ちりも積もれば山となる。振動も少なくなるため、やって損をすることはない」と語る。
施工価格は1台2万円から。「作業時間は1時間から1時間半程度で稼働を止めないのも魅力」と説明。同事業では、出張での施工にも対応しており、対象は多摩地区を中心とした近隣エリア。要予約で1台から受け付けている。「まずはお試しで効果を実感いただければ。できればインジェクタートラブルなどの不具合が発生する前に、計画的な予防整備として年に1度の利用を」と呼びかける。
◎関連リンク→ ミツミタイヤ
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