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    新聞輸送 田中社長「社員の成長を実感」

    2013年8月30日

     
     
     

    【東京】主要一般紙5社の出資で誕生した新聞輸送(東京都港区)。昭和19年創立の長い歴史の中で、初のドライバー出身の社長が田中敏之氏だ。「これからの時代、新聞社ばかりに頼っていてはダメだということだったのでしょう」。部長だった当時、相談役から「次はお前の時代だ」と言われていたという。
     昭和55年に入社。ドライバー生活は日経新聞旧社屋の地下の印刷工場から始まった。「出勤すると、飛行機が墜落したと先輩たちが騒いでおり、それで新聞の降版が遅れていた。日航機墜落の日だった」と当時を振り返る。と同時に、新聞の情報の速さに驚いたという。地方配送の時間に間に合わせるため、上野の貨物駅で追い込みをかけた。


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     部長になってからも4トン車に乗って現場に出ていた。「本社に来て7年間は本当に忙しく、自分の年齢も忘れるくらい」と笑う。
     同社で一般貨物輸送を始めたのは5年前。「新聞離れを実感している。トラック1台で1店舗回っていたのが、ここ何年かで2店舗を1台で回るようになったり、運賃も安くなった。社員のためにも車が余るのは避けたかった」。
     一般貨物のノウハウがないままのスタートだった。「わからないので、とにかくドライバーは配送先の担当者に、どうやったらいいか聞きながら一緒に作業をしていた」という。トラックがいつもきれいに洗車され、作業服もきちんと着ている。当たり前の作業も荷受先の担当者とコミュニケーションを取りながら行うことで、相手も気持ちよく仕事ができる。しだいに、「社員の質がいい」「礼儀正しい」と高い評価を受けるようになった。
     「今まで新聞一筋だったため、とにかく必死だった。やったことのない仕事だからこそよかったのかもしれない。新聞だけだったら仕事がマンネリ化して、顧客から見れば物足りない部分があったかもしれない。一般貨物を始めて勉強させられたことが多く、社員の成長も実感している」と話す。
     荷受先が同社のドライバーを高く評価してくれ、荷主に対して「運送会社は新聞輸送さんでお願いします」と直々の指名を受けたことも。「逆指名なんて今までになかったこと。ドライバーには今やっていることをやっていればいいと話している。自分に自信を、仕事に誇りを持ってもらいたい」と話す。
    ◎関連リンク→ 新聞輸送株式会社

     
     
     
     
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