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    ロジックスライン・加藤さん「社長を支えていく」

    2013年12月27日

     
     
     

    【千葉】ロジックスライン(沢田秀明社長、千葉県成田市)の加藤政就さん。福島県会津若松市の出身で、以前働いていたトランコム仙台営業所では、トップの利益を出す営業マンだった。東日本大震災後に成田市に移り住み、ゴルフショップの販売員に転身。そこに来店していたのが、同社社長の沢田秀明氏である。「仕事の合間に来店しているようだったので、最初はものすごく大きな会社の中間管理職の方かと思っていた」と出会った当時の印象を語る。
     入店して間もない頃は店長が応対をしていたが、顔を合わせる回数が多くなるにつれて、加藤さんにも話しかけてくれるようになった。「本当に面倒見のいい方です」と同氏はいう。ゴルフショップを辞める時に真っ先に駆けつけてくれたのが沢田氏だった。「心配して電話をくれた人はいた。でもすぐに飛んできてくれたのは沢田社長だけだった」。


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     紆余曲折を経て、加藤さんはロジックスラインに入社する。沢田氏は加藤さんについて「実務経験はないが、彼の接客を見ていて、うちに来てくれたらいいなと思っていた」。というのも、「良い人材と出会える機会は少ないし、求人をかけても続かない場合が多い」という業界の問題に加え、「仕事が手いっぱいになると対応の質も悪くなる。会社を良くするには単に人を増やすのではなく、弱いところをフォローできる人材がほしい」という考えがあった。
     入社した当初は、実運送と利用運送、180度違う仕事に難しさを感じたという。現在は総務、秘書、配車担当の補助、ドライバー管理、事務、社長のサポートなど幅広い業務を担当している。「まずは会社を知る。そして会社を好きになってもらう。お客様とのやりとりなど幅広く勉強してほしい」という思いから、沢田氏はいろいろな場所に同行させているという。加藤さんも「会社に副産物を落とせるようなスタッフになりたい」と話す。
     将来の夢は、ドライバーの家族まで幸せを感じられる会社にすること、そして自分を拾ってくれた沢田社長を今まで以上に支え、会社を引っ張っていく存在になることだという。「時間はかかると思うが、達成したい」と語る声色は力強く、頼もしい。
    ◎関連リンク→  株式会社ロジックスライン

     
     
     
     
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