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    日商物流サービス 独自の工夫でエコ運転

    2014年2月7日

     
     
     

    【大阪】医薬品の総合物流をメーンに事務所移転や引越業務を手がける日商物流サービス(大阪市中央区)は、府が主催する「おおさか交通エコチャレンジ賞」の特別賞を受賞した。同社は、車両212台を保有。燃料改善車両率を70%と、改善の維持継続を目標に平成20年から自社でエコドライブに注力して取り組んだ。
     西豊久係長は、「時代のニーズであるエコドライブが自社の目指している目標にマッチしていた」とし、「命を守る重要なものを運んでいる。医薬品配送をしている中で事故が発生すれば必ず顧客に影響する」とも話す。


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     同社は、全国の約30か所の営業所でドライバー経験のある従業員をエコドライブ推進委員に選任し、ドライバー目線での取り組みを行っている。各営業所で取り組み方は自由にしており、添乗チェックなど独自の工夫でエコ運転に取り組んできた。
     また、その結果を年2回、全営業所から推進委員を集めて書面で発表などを行い各営業所の良い部分を共有。ドライバーのエコ運転を業績評価にしており、昇給や昇格に連動させてモチベーションの向上と維持を続けている。西氏は「がんばっている人材が報われるような体制にしている」と話す。エコ運転をすることで燃費改善はもちろん事故の減少にもつながり、保険の割引率も満額もらっている。
     西氏は「病院関係に荷物を配送しているため時間指定など厳しい部分はあるが、安全第一を考えて延着の場合は管理者がしっかりとフォローするようにして事故をなくしている」とし、「皆の努力で現状を維持している。一人ひとりが高い目標を持って、会社に愛着を持っていると感じている。今後も同業者の模範となるような取り組みをしていきたい」と語る。
    ◎関連リンク→ 日商物流サービス株式会社

     
     
     
     
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