-
運送会社
オリエント・サービス伊佐治常務「第一印象が採用の決め手に」
2015年4月17日
【愛知】高品質な物流サービスで、多様なニーズに応えるオリエント・サービス(伊佐治俊尋社長、春日井市)で、人材育成や新事業の責任者として奮闘している伊佐治徳紀常務。飲食業や営業マンを経験して同社に入社し、6年間のドライバー業務を経て、現在は常務として活躍している。異業種からの転職で、運送業界に驚くことが多々あったという。
「入社前、運送業は荷物を運ぶだけの仕事という認識だったが、入ってみると『誰でもできる仕事ではない。簡単じゃない』と感じた」と振り返る。5年前から社長に代わり、人材採用を任せられている伊佐治常務。「人材=品質」という観点から、面接は礼節を基本にした「第一印象」を大事にしているという。「重要なのは、あいさつなどの第一印象。面接の状況は、お客様の会社に行った時と同じ状況。第一印象でお客様に不快感を与えてはいけない。ドライバーの質が会社の信用や信頼につながってくる」と話す。
これからの人材確保について、「色に染まっていない未経験者や、異業種からの転職組を重視している。業界全体の問題にもなっている若手労働力の確保についてもシステム化を図る必要がある。免許取得の負担制度を充実させることで倉庫作業員や時代のニーズに沿った小口配送のドライバーから、中型・大型へステップアップする形へと考えている」と示す。
ドライバーのモチベーションや自主性を促し、会社全体の一体感を生むために精力的に動いている伊佐治常務。
これからの会社の方針について、「社長のような寛容な心を持った人間になり、経営理念もしっかり受け継いでいきたい。その中で、自分自身の色を出していければと思う。会社の成長とともに、社員の幸福レベルが正比例となるよう尽力したい。当社にいることが誇りに思えたり、ステータスに感じられるよう地域ナンバーワンの会社を目指したい」と力強く語った。
◎関連リンク→ 株式会社オリエント・サービス -
-
-
-
「運送会社」の 月別記事一覧
-
「運送会社」の新着記事
-
物流メルマガ