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    山九 平和島にロジセンター開設

    2015年6月17日

     
     
     

     3年後に創立100周年を迎える山九の東京支店は、平和島(東京都大田区)に新ロジスティクスセンターを開設。5月2、3の両日で引っ越し作業を終え、連休明けから業務を開始した。都内の平和島と青海に1か所ずつ、お台場と大井に2か所ずつと、計6エリアに担当分けをしている同支店。平和島の倉庫面積は、従来は4000坪ほどだったが、最新鋭倉庫として建て直す際に隣接した敷地も買い足し、約1万坪に拡大した。
     「地上7階建ての免震構造で、1〜5階までがドライ倉庫。ランプウェイで各階にトラックでの直接搬入が可能」と説明するのはグループ長の有地貴史氏。国内物流と輸出入の物流業務を主業とする同センターは、立地でも物流の陸・海・空とすべてのルートで利用しやすいポジションにあり、かつ、東京モノレールの流通センター駅から徒歩わずか2分という交通の便の良さもある。同センターは24時間稼働で、現在はメディカル品や食品、通販商品などを主に扱っている。


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     倉庫上の7階は、同支店の事務所と貸しオフィスとして使用。6階には美術品や精密機械など、徹底した温度・湿度管理を必要とする繊細な品を預かるトランクルームと、書類作成などの簡単な事務作業ができる小スペースの貸し部屋が並ぶ。6階は103台分という広々とした屋上駐車場で、トランクルームに預ける品もトラックに積んだまま6階まで上がり、駐車場から各保管部屋に直接搬入できるなどセキュリティ面も万全だ。
     さらに、万一に備え、不活性ガス消火設備を導入。照明も蛍光灯直付ランプ紫外線吸収膜付き、温度は21〜27度、湿度は35〜75%で通年管理し、外気取り入れも中性能フィルター取り込みという設備で、保管品に対し、さまざまな面からダメージを与えないよう徹底・細心の管理体制を備えている。
     部屋は大型保管スペースでレイアウト自由なタイプと、3サイズの大きさのトランクルームが20部屋。トランクルームの内装は、ビニール床シートで天井は化粧石膏ボード、スチールパーテーション部ボードEPを使用した部屋のほか、床はブナ材フローリングで壁と天井に調湿壁材を使った部屋もあり、さまざまな要望に対処可能となっている。
    ◎関連リンク→ 山九株式会社

     
     
     
     
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