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    さつき運送 利根川章専務 「細かい仕事で変革に成功」

    2016年7月6日

     
     
     

     【埼玉】「細かい仕事にも対応できるのが、うちの強み」と話すのは、さつき運送(利根川弘社長、所沢市)の利根川章専務だ。
     昭和56年、同専務の父が5月に創業したことにちなみ、「さつき運送」と名付けた。発足当初は路線会社の仕事をメーンに行っていたが、景気の後退とともに仕事は減少し、「1日いくらで車を預けて、というやり方が通用しなくなっていった」という。同専務が29歳で入社したのは、そんな変革期だった。
     先に入社していた弟とともに、新たな仕事を模索した。都内から所沢に拠点を移し、「ローカルネットや地元のト協に顔を出し、横のつながりを増やしていった」という。学生時代から仕事の手伝いに駆り出され、現場は熟知していた。30代後半には配車を一手に引き受け、現場の管理に携わった。細かい仕事に対応するため一日中配車に追われ、そのあとに団体の活動に顔を出していたため、同専務の負担は小さくなかった。しかし、「現場の状況を把握していたため、その場で仕事の話を進められるというメリットは大きかった」という。


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     同業者との付き合いで、新たな仕事だけでなくノウハウが蓄積されていった。「空車率が下がり、売り上げも利益率も上がった。細かい仕事の積み重ねで売り上げを立てる体質に変わってきた」と振り返る。その当時に始めた精密機器輸送のノウハウは現在、需要が伸びている楽器輸送にも生かされている。
     以前は8割を占めていた固定の仕事が今は2割ほどで、フリーで動かす車がほとんどだ。1荷主あたりの依存度を下げ、手間を惜しまず経営の安定化を図ってきたことで、今では最も多くの売り上げを占める荷主でも、全体の15%に留まっている。「年間を通して繁閑の波にうまくはまる仕事を意識しておくことも大切」と同専務は話す。
     また、「初めての現場でも対応できる、機転の利くドライバーが多いため、『高い』と言われても値段で勝負せずに今日までこられた」とし、いち早くゲートやウイング車の導入を進めたのも、そうしたドライバーの負担軽減を考えてのことだった。
     今後について、「さらにオートマ車を導入するなど人材確保にも力を入れたい」と話す。
    ◎関連リンク→ 有限会社さつき運送

     
     
     
     
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