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    銀河特送 別府社長インタビュー「とにかくやるしかない」

    2017年11月10日

     
     
     

     【福岡】銀河特送(別府透社長、朝倉市)は、重機や道路工事・造成工事で発生する土や砕石の運搬といった建設関係を軸に、多様な営業を展開している。現在は朝倉市に事務所を構える同社だが、もともとは粕屋に拠点を構えていた会社を事業譲渡によって譲り受ける形でのスタートだった。
     現在10期目となる同社は、3期目の年から朝倉市に拠点を移した。「譲渡後4、5年は赤字経営だった」と語るのは別府社長。「燃料代の高騰や受注先の減少など様々な理由も重なった」という。体質を変えるため、同社長は社内改革も行ったといい、「運賃の交渉や従業員の意識向上に努めた」と話す。
     「当時は事故発生率も高く、ドライバーの意識向上は必須だった」とし、「プロだからこそ『仕事道具を大事にきれいに扱う』という意識の徹底を図った。事故率はみるみる減少し、これが経営改善への着手の引き金となった」と当時を振り返る。


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     別府社長は地元の学校を卒業後、父親の経営する別府土建へ入社。当時は「重機や油圧ショベルなどに乗って作業をしていた」という。  転機は27歳の時。父親との死別により、社長へと就任することにになる。病床にいる父親から、「事業を縮小するように、お前では出来ないから」と伝えられたという。「社員やその家族、取引先の事を考えると、とにかくやるしかない、という気持ちだった」と話し、ひたすら、経営に専念し続けたという。
     同社では、現在、別府グループとして月例会議を実施するほか、ドライバーらによる会議も行われ、そこでは、安全に関する話し合いが行われているという。同社長は従業員について「プロ意識を持って仕事にあたってくれている」とし、「安全講習会も実施しているが、それぞれが目標設定をし、その実行を第一とすることから、意識が変わった」とは指摘する。
     経営者としての視点で別府グループを管轄する一方、プライベートではギターやアメ車と幅広い趣味を持つ。「中学の頃からギターの魅力に取りつかれた。今では全て合わせて150本は超えている」という。原木から製作してもらったというアコースティックギターもコレクションの一つで、「スプルースやマホガニーなど、使う木材によって音色にも変化が出る」と追求に余念がない。
     また銀河特送のある朝倉市は7月に起きた「九州北部豪雨」の被災地でもある。同社も、「新品の重機が2台水に沈んだ」と、被害を被っている。「まだまだ復旧には時間が掛かる。何よりも住民の心のケアが必要だ」と気遣いをみせる同社長は、今後について、「いきなり階段を駆け上がると失敗する。下地を作ってから一つひとつ、じっくりと上っていきたい」と話してくれた。

     
     
     
     
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