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運送会社
ギャルソンコーポレーション 新規事業を計画、運転者が出張オイル交換
2018年8月24日
ギャルソンコーポレーション(古谷大介社長、千葉県野田市)は、ドライバー全員が自分の担当車のメンテナンスを行う方策をとっている。社長自らコーチングをし、元々は技術のないドライバーでも、自分の車をケアできるようにしている。
そんな同社が計画中なのは「オイル交換の出張サービス」。ドライバー以外に整備担当者も用意し、オイルやメンテナンス用品を持って事業所を訪問。同社が自らの車両に行うのと同様のケアを相手の配車都合に合わせて行うサービスだ。
古谷社長は「現在もオイル交換だけでなく、エアフィルターの清掃・換装も行っている。道具をそろえていけば自社でなくともタイヤ交換なども可能になるはず。自社が安全と安心を実現するために取り組んでいる内容が、業界の仲間にも役立てられれば」としている。
また、この取り組みは安全貢献以外にも狙いがあるという。例えば、同社はチルド関係の配送をメインとしており、準中型免許取得者をはじめとした人材の出番を見つけられないでいる。そこで、新たな仕事を用意することで、企業価値の拡充と共に未経験者の就業チャンスを作り出すという。古谷社長は「実際に整備で入ってきた者が運転に興味を持ってくれるかは未知数。しかし、内勤サポーターや、長距離担当など時間を取れないケースの代理メンテナンスの担当者も生まれるなど、メリットは少なくない。求人の窓口を広げられる可能性もあるのでは」と話す。
◎関連リンク→ ギャルソンコーポレーション株式会社
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