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物流ニュース
「希少車種」荷主から重宝 「2024年問題」運賃底上げに追い風か
2024年3月22日
「2024年問題に対する荷主の理解が広まってきている」と語るのは、クレーン付きや平ボディーのトラックを保有する大阪府堺市の運送事業者。希少車種を取りそろえているため荷主から重宝されているという。
同社社長は、「規模が大きい荷主だと、コンプライアンス順守のため、現場に作業員が配置されている。クレーン操作や荷下ろし作業をドライバーが行う必要がなく、怪我のリスクもなくなった」と語る。また、「作業中はドライバーが待機となってしまうが、地場輸送がメインで労働時間に問題はない」とし、「荷主が待機時間も含めた料金を支払ってくれるため助かっている」という。
ウイング車でのドライバー経験があるという同社の常務は、「自分のドライバー時代からは考えられない対応。運賃交渉も希望額を快諾してくれる荷主は少ないかもしれないが、2024年問題もあり、追い風が吹いていることを感じる。物流業界全体で運賃の底上げが実現する兆しかもしれない」と分析する。
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うちもユニック買おかな
うちはユニック車メインですが、運賃は…
次回運賃交渉の際にはそれも含めて交渉すべきですね。
平車よりユニック付きの方が車輌価格は当然高いわけですから、割り増し料金でも当たり前なのかも。
どんどん世の中が困ればいい
でもどこかのバカな社長が安請け合いするんだろうな運送業の場合