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運送会社
「菜の花プロジェクト」温暖化防止などに貢献
2007年7月26日
【栃木】赤帽栃木県軽自動車運送協同組合の原田守男理事長が中心となって推進している「菜の花プロジェクト」が広がりを見せている。県内に大きな菜の花畑を作り、それを原料として化学薬品を使用しない菜種油などを精製。昨年は養蜂家と協力し、100%菜の花蜂蜜を作った。「畑に園児を呼び、その場で蜂蜜を取った。パンにつけて食べると最高においしかった。子供たちも喜んでくれた」と話す。
今年は、廃食油を原料にして石鹸を作る予定。またバイオディーゼル燃料を製造することも考えており、「温暖化防止に役立つ燃料として再利用し、社会貢献していく」という。
もともとは、異業種交流会の創見交流会で「とちぎ菜の花プロジェクト」を立ち上げ、徐々に活動を広げてきた。現在は、県バイオマス利活用推進会議アドバイザーグループ委員、とちぎ菜の花ネットワーク代表など務め、女子高や幼稚園のほか、ロータリークラブやライオンズクラブ、大学教授や県庁などの協力を得て、バイオマス活用のネットワーク構築している。(玉島雅基記者) -
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