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運送会社
「挑戦する」体制構築へ 実勝運輸
2008年4月17日
【広島】35期の節目を迎えている実勝運輸(小川博司社長、広島市安芸区)が「挑戦」を掲げ、新しい一歩を踏み出している。
昨年12月に県の承認を受けた経営革新計画に沿って今秋をめどに倉庫を新設する一方、ホームページもこのほど完成。新しいチャレンジに向けて社内体制の再構築を進めている。
同社はグループ会社の八紘運輸(小川りつこ社長、同)とともに「JHG」をシンボルマークに現在、本社を含めた5事業所体制で大型トラックをメーンに約190台を保有する。一方、元請け事業者からの受注による業務ウエートが大きい現状にある。
そのため経営革新計画では、より収益性の高い直取引の拡大をめざす方向を打ち出しており、その一環として広島道・西風新都IC至近の好立地に1100坪の土地を確保。今秋の完成をめどに現在、2階建て延べ床面積1000坪の倉庫を建設する準備に入っている。
具体的には、すでに一部で手掛けているメーカーの製品を保管し、ニーズに応じて納入先へ配送するなど一括受注体制を整備する。また、平成16年に取得したISO9001の認証による品質レベルのさらなる向上に努め、新設倉庫ではフロアを区画するなどして10社前後の取引先の在庫機能を確立させたい考えだ。
さらに、ホームページも3月中旬に完成。経営革新計画の着実な推進とともに、先頭に立って「挑戦」に取り組んできた一人である小川晋悟常務は「社長や専務など経営陣をはじめ、全社員が一丸となって節目を迎えたチャレンジと向き合っている。40期に向けた足掛かりの1年にしたいと考えている」などと話している。
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