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    「原点に戻りサービス精神徹底」ライオン流通サービス・久保社長

    2008年7月17日

     
     
     

     ライオン流通サービス(東京都墨田区)の久保直一社長は68年、ライオンに入社して以来、営業の道を歩んできた。常に「営業はお客様にアピールするアンカー的役目」としながら全国の支店営業所を担当。ハウスホールド事業本部長を務めた2年間は商品開発も同時に手掛け、衣類用洗剤や食器用洗剤などを開発した。
     38年間、店頭重視の営業畑を歩んだ久保社長は今年1月、ライオン流通サービスの社長に就任し、初めて「我々の仕事のアンカーは営業ではなく、消費者の手元に(店頭に)安心・安全・確実に届けること」と実感したという。


     同社は現在、ライオン製品の製造工場に隣接した中央センターを7か所、加工センターを2か所、流通センターを14か所の計23物流施設を運営し、さらに外部協力企業の輸送力を加えてライオングループの製品を全国の得意先へと配送している。
     08年の経営方針にある4つの重点課題の一つに「安全確保と物流品質の向上」がある。久保社長は「コストダウン、物流管理機能の強化と再整備、人事の活性化、安全確保と質の向上。中でも安全はすべてに優先する」としており、事故ゼロを目指して年に2回、経営陣が現場をチェック。現場主義として「安全トップ診断」を実施する。「ルーティンワークは大切。しかし慣れから来る危険もある。マニュアル化の点検や見直しを徹底したい」。
     さらに、「物流業界で上位特定荷主とされている企業だからこそ、環境問題にも率先して取り組まなければならない。車両の大型化をすすめ、現在、自社の13t以上のトラック比率は73%以上。モーダルシフト化も23%を占めているが、さらにその比率を上げていく」という。
     「現在は、販売店自体が巨大化・チェーン展開型になってきた。効率化を考えれば良いことだろうが、街中の小中規模の商店も、一般消費者にとって重要な存在であることを認識しなくてはいけない。巨大・広域化路線と同時に小規模路線も大切にして、地域卸の活性化の支援をしてきた。今後は物流の協力企業においても、地域密着型の企業とのコミュニケーションが大切だと考えている」
     最後に、「何より我々が運んでいるのは生活必需品。顧客第一主義を徹底する。もう一度原点に帰り、全社で正確・丁寧な仕事、サービスの心を忘れないことを徹底していく」と語る。(小澤 裕)
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    【企業概要】
    86年、ライオン100%出資の物流子会社として設立。ライオングループ製品の物流全般を担う。効率的かつ物流品質の向上に努め合理化を推進。資本金4000万円。従業員120人。07年度の売上高157億円。

     
     
     
     
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