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製品・IT
横浜ゴム 次世代タイヤマネジメントシステム「T・M・S」をリニューアル
2020年9月18日
横浜ゴムは9月1日、IoTを活用した次世代タイヤマネジメントシステム「T・M・S(ティーエムエス)」をリニューアルし、10日からサービスを開始すると発表。同時に、第4世代となるトラック・バス用タイヤ空気圧モニタリングシステムの新商品「HiTES4(ハイテスフォー)」も発売する。
「T・M・S」は、同社のセールス担当者が事業者を訪問した際に取得する車両基本情報、装着タイヤ情報、タイヤ点検結果などの情報を管理するサービス。今回のリニューアルで、事業者側からもアクセス可能となった。
同社は、「スマートフォンと連携するデプスゲージ(タイヤの溝の深さを測るデバイス)によってタイヤの溝深さの自動入力ができ、点検のスピードアップや効率化を実現した」としている。
「HiTES4」は、タイヤ内部の空気圧と温度をリアルタイムで確認でき、管理値に達した際には、警報を発するモニタリングシステム。今回、管理値に達した際に音と色点滅で分かりやすく伝えるインジケーターを新たに採用したほか、スマートフォンやタブレットで簡単にタイヤ状態を確認できる機能を追加した。
両製品は連携でき、運行・整備管理者が遠隔地でも専用WEBページから、タイヤ内部の空気圧と温度や車両の位置を確認することが可能に。同社は、「モニタリングデータは当社独自のアルゴリズムで解析することで、タイヤの耐久性を予測し、リトレッドタイヤとして再利用が可能かどうかの指標にもなる」としている。
◎関連リンク→ 横浜ゴム株式会社
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