日本自動車タイヤ協会（ＪＡＴＭＡ）は15日、2010年の自動車タイヤ国内需要見通しを発表した。2009年は、国内自動車販売は環境対応車への補助金・減税制度効果で下期から回復傾向ではあるものの、輸出車の大幅な減少により、小型トラック用は前年比67％、トラック・バス用は同47％の大幅な落ち込みとなった。

　2010年も国内自動車販売は前年を下回るが、輸出車が前年の大幅減の反転から増加に転じ、小型トラック用は同107％、トラック・バス用は同120％と予測した。
　さらに、市販用夏用タイヤの販社販売需要動向では、小型トラック用、トラック・バス用ともに前年並みという予測を示した。冬用タイヤは、ここ数年の大幅減の反動から若干の増加を見込み、小型トラック用は同102％、トラック・バス用が同103％と予測した。
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