トラックの買い取り・販売を手掛ける「トラック王国」を運営するネントリーズ（東京都渋谷区）はこのほど、トラックを売りたい事業者と買いたい事業者を直接つなげる「プロに任せるマッチングサービス・マカセル」を発表した。

「売り手は、市場価格よりも売却金額アップが見込め、買い手は豊富なラインアップから選べるようになる。当社としても在庫を抱えるリスクがなくなるため、『三方良し』のビジネスモデル」と切り出すのは、同サービス責任者の吉村京志朗氏。「トラックは一台一台、仕様が異なり、愛着が強いなど様々な要素があるが、買い取り市場の価格設定はブラックボックスで、ユーザーが査定額に納得感を持つことはなかなか難しかった」と指摘する。

同サービスの掲載料は無料。「ユーザーが希望される売却額に当社の手数料を乗せて掲載するため、マッチング後に売却額から引かれる費用はない」。

訪問査定からサイトへの掲載、車両のチェックなどは同社のスタッフが全面サポート。北海道・沖縄・離島を除く全国で対応している。「売買契約も直接ではなく、売り手と当社、買い手と当社で結ぶ。最初から最後まで当社が間に入るため、直接やりとりする手間やリスクが発生せず、安心も提供できる。買い手が現車確認を希望された場合も当社のスタッフが同行する」という。

吉村氏は、「車両は決して安いものではない。適正価格を提案した上で、満足感のある売買をお手伝いしたい」と熱く語った。

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