ジェネクスト（笠原一社長、神奈川県横浜市）は、運転中リアルタイムに交通違反を音声でアナウンスするスマートフォンアプリ「ＡＩ―Ｃｏｎｔａｃｔ　ＮＯＷ」の提供を開始した。アプリは、Ａｐｐ Ｓｔｏｒｅ（ｉＯＳ版）、Ｇｏｏｇｌｅ Ｐｌａｙストア（Ａｎｄｒｏｉｄ版）から無料でダウンロードできる。

「ＡＩ―Ｃｏｎｔａｃｔ（アイコンタクト）」は、同社が２０１８年からサービスを開始した企業向け事故削減サービス。スマートフォンで取得した走行データと、全国の標識情報データベースを照合させ、交通違反を可視化する。導入企業では、年間４０件以上の事故が導入後０件になった事例や、自動車保険料が１億円以上コストカットにつながった事例など効果を上げる。

従来のＡＩ―Ｃｏｎｔａｃｔは、運転終了後に交通違反の件数を計測していたが、「ＡＩ―Ｃｏｎｔａｃｔ　ＮＯＷ」では、運転中にリアルタイムで交通違反を検知。音声でドライバーに危険を喚起することで、より高い削減効果、即効性が期待できる。アナウンス内容は、ドライバーごとの運転特性をもとに最適化。安全運転が定着すれば、アナウンスは鳴らなくなる。また、アナウンス後に、ドライバーが交通ルールを守って走行したかどうか、運行管理者は確認することが可能。効率的な安全運転指導を助ける。

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