車載電装品メーカーのＡＳＴＩ（小野塚賢平社長、静岡県浜松市南区）はこのほど、プラグインハイブリット（ＰＨＶ）トラック用の車載充電器を開発したと発表。

　いすゞ自動車が２０１１年に発売予定の小型トラック「エルフ」のＰＨＶに搭載される見通しで、２０１２年以降の量産化を目指す。
　家庭用の１００Ｖ、２００Ｖ電源以外に工場や配送センターなどの３相２００Ｖ電源での充電にも対応。料金の安い深夜電力を利用して充電し、電気代を減らすことができる。
　エルフのＰＨＶは各家庭への配送やチェーン店舗間の商品配送などの使用を想定。駆動エネルギー源として電気を使う比率を高めることで、一般的なハイブリッド車よりも燃費の向上やＣＯ２の削減効果が期待できるという。
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