モリタホールディングスは慶応大学と医療用品メーカー・ダイヤ工業との産学連携で、腰部の負担をサポートするウエア「ｒａｋｕｎｉｅ　ラクニエ」を共同開発、販売を開始した。

　常時固定型サポート品の課題である「動きづらさ」と「筋力低下」を解決し、日常動作を妨げず、腰部に負担のかかる前屈姿勢時のみに高機能弾性材でサポートする「新発想の商品」という。ラクニエのネーミングは「楽になる衣（え）を着る」からとった。
　モリタホールディングスは、消防車両や消火器、産業・環境車両などの開発、製造・販売を行っているが、中島正博社長は「今後増え続ける高年労働者、介護の現場の人たち、物流を支える現場で頑張っている人たちの支えになることを願い開発した。今までにない商品」と強調。今期３万個、５年後には１０万個の販売を目指す。
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