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    「要望に応じ信頼獲得」ヤシカ車体・星社長

    2013年5月10日

     
     
     

     昨秋、ヤシカ車体(茨城県石岡市)の代表取締役社長に就任した星浩由氏。父で前社長の哲哉氏は代表権のない取締役に退き、星社長の肩はずっしり重くなった。
     筑波山の麓(ふもと)で特殊車体・特装車の製作、トラックボディーの修理などを手掛ける。母体となった有限会社星モータースを横浜市に創立してから今年で50周年を迎えた。「専務時代にかなりの仕事を任されていたので、社長に就任した直後は何とも思わなかったが、多くの人と出会い、話すことで、最近は責任の重大さを改めて感じるようになった」という。


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     地元密着型の事業を展開しながら商社や大手メーカーとの取引も多い同社は「全国区」の仕事も意欲的にこなしている。特装・特殊車体の業界では歴史を誇る屈指の存在だ。
     昨年は復興需要に後押しされ「業績はまずまず」だった。特にIHIの依頼で国内最大出力の「電源車」を製作。福島第一、第二原発に納入し、話題になった。ただ「特装車、新車の製作は大きな仕事になる可能性が高いが波がある」と指摘。半面、地元で展開するサービス部門の「修理」業務などは「地道だが堅実。技術・ノウハウを磨きながら、顧客の信頼獲得に努めている」。専務の頃から、修理・サービスを担当してきた星社長は「景気の影響が小さい『地味な仕事』は、より大切にしなければいけない」と確信する。
     「良い顧客に恵まれ、人材や土地、設備も引き継ぐことができてありがたい」としながら、「これからも顧客の要望に応える中で、会社を伸ばしていく。規模の拡大や海外進出などむやみな目標に走るのでなく、顧客の要望に応じて頑張った結果、『こうなりました』という形にしたい。そうすれば自然に信頼され、愛される企業として維持できる」と語る。
     7月に千葉県山武郡芝山町にオープン予定の「成田サービス工場」(敷地3051平方m、成田空港から3キロ)も、こうした顧客のニーズに応えるものだという。
    ◎関連リンク→ 株式会社ヤシカ車体

     
     
     
     
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