-
製品・IT
いすゞ自動車 商用バッテリーEVの導入検討サポート「EVision」提供開始
2023年4月7日
いすゞ自動車は3月7日、量産バッテリーEV(BEV)「ELF EV」の市場投入に合わせ、商用BEVの導入検討のサポートや導入課題の解決、CO2排出量削減効果の定量化、さらなる脱炭素化提案によるカーボンニュートラル実現に向けたトータルソリューションプログラム「EVision」の提供を開始したと発表。導入検討・導入時・導入後の各フェーズにおけるソリューションを提供するという。
導入検討をサポートする「EVisionコンシェルジュ」では、EVを導入した場合のオペレーションを可視化し、最適な運用パターンを設計することで、導入に向けた検討をサポート。同社は、「具体的には、EVへの切り替えが可能な運行ルートや充電器・充電時間・タイムスケジュール、電気料金・施設電力デマンドなどを分析するほか、導入後のCO2排出量削減効果をシミュレーションする」としている。
導入課題を解決する「EVisionソリューション」では、運行の効率化支援などを提供。充電器の選定から施工業者の手配・設置、補助金申請といったトータルコーディネートを行う充電ソリューションと、運行計画に応じて動力バッテリーの劣化を予測しリース期間に反映するリース契約をパッケージ化した「EVisionプレイズムコントラクト」を設計。また、従来と同様の運行管理・予防整備サービスに加え、商用車情報基盤「GATEX」の車両制御による遠隔充電管理、施設のエネルギーマネジメントシステムと「GATEX」を連携させ、消費電力のピークシフトを図る。
排出量削減効果を定量化する「EVisionレビュー」では、EV・再エネ導入によるCO2排出量の削減効果をフィードバックし、さらなる効果拡大の提案を実施するほか、温対法や今年4月に施行される改正省エネ法で義務付けられる温室効果ガスの排出量の国への報告、および荷主様への排出量削減目標の進捗報告をサポートする。
同社は、「『EVision』を通じてEVの普及を促進することで、地球環境への負荷を最小限にする挑戦を続けていく」としている。
◎関連リンク→ いすゞ自動車株式会社
関連記事
-
-
-
-
「製品・IT」の 月別記事一覧
-
「製品・IT」の新着記事
-
物流メルマガ