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製品・IT
クリンペット・ジャパン 24年問題の解決に「圧縮梱包・クラパックDX」
2024年1月9日
消耗品などのかさばる商品を圧縮し、コンパクトな形状にすることにより輸送・配送コストの大幅な削減が期待できる特許技術を開発したクリンペット・ジャパン(井川真一社長、愛媛県西条市)。
同社が開発した特許技術「圧縮梱包・クラパックDX」は商品の圧縮梱包技術で、6月6日には物流連の物流環境大賞の先進技術賞を受賞。物流の2024年問題解決の一つの案として期待されている。
「圧縮梱包・クラパックDX」は、独自の特許技術で、紙製品や不織布製品、繊維製品などの「かさばる商品」のサイズを最大50%圧縮することができ、配送コスト削減とスペースの有効活用が可能になる。
例えば、ペーパータオル40個が入ったダンボール2ケースを圧縮すると、80個入りのクラフト袋になって、積載量が2倍増となり、「運賃・荷下ろし・入庫・保管・出荷・配送」等の費用を最大50%削減できる。
圧縮後に入れるクラフト袋の耐圧強度はダンボールより強く、在庫保管時や輸送時の荷傷みが無くなる。なお、クラフト袋に入れてしまえば、空気が入って来てもクラフト以上には膨らまない。
井川社長は「『圧縮梱包クラパック』であれば、パレット積みをしても積載量が1.5倍増えるので積載量を確保しながら少人数で効率よく積み降ろしできる」とし、「かさばるモノにこの技術を活用すれば24年問題の解決策の一つになる」としている。
◎関連リンク→ 株式会社クリンペット・ジャパン
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