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製品・IT
コストと人件費の削減を実現 ラップに代わる荷崩れ防止ベルト「ケースロック」
2024年4月2日
原油価格高騰や円安の影響で「ストレッチフィルム」、いわゆる「ラップ」の値上げが続いているが、マルイチ(神奈川県厚木市)の荷崩れ防止ベルト「ケースロック」は、ストレッチフィルムの使用量を大幅に削減できることで人気を博している。
「ケースロック」は「物流魂」シリーズを展開する同社が機能美にこだわって製作した特許取得済みの荷崩れ防止ベルトで、従来、大きな手間となっていた装着・収納作業を極限まで簡素化。はじめに荷物の上から帯をかけることで、女性でも1人で簡単に装着できるのが特徴。
また、従来品では積荷へ装着する際にベルトがズレ落ちてくるため補助してもらう必要があったが、同製品では「トップブリッジ(天板)」を用いることで、4m以上ものベルトを一人できれいに装着することができる。
30秒で装着・脱着できるため、作業効率が向上し、ドライバーの負担を軽減。ラップを巻いていた作業時間も削減できるため、「2024年問題」対策でも有効と言える。
同社では、「繰り返し使用できるため、一度導入頂ければ、使い捨てのラップを購入する予算が不要になる。使用済みラップの廃棄処理の手間やコストもゼロになる」と説明。同社の試算では、パレット積みの荷物にラップ3周巻きで1日1回梱包した場合、「約1年で導入費用が回収できる」という。
同社担当者は、「繰り返し使え、汚れが付着してもクリーニングでき、きれいな状態で長期間使用できるのもポイント」とし、「ストレッチフィルムの価格は現在も上がり続けている。パレット輸送のコスト削減をお考えのお客様は、早めにケースロックへの切り替えをご検討頂きたい」と提案する。
ベルト幅は450mmと700mmの2タイプを展開している。同社では現在、サンプル品の無料貸出サービスを実施。同社では、「うちのパレット荷姿でも使用できるか不安、どのくらいの固縛力なのか事前に確認したいといったお客様は、ぜひ一度サンプルでお試しを」と呼び掛けている。
◎関連リンク→ 荷崩れ防止ベルト「ケースロック」
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