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    パナソニックなど3社 荷役作業の負担を軽減する補助器具開発

    2014年9月22日

     
     
     

     パナソニックはこのほど、アクティブリンク(奈良市)と辰巳商會(大阪市)と共同で、物流現場などにおける荷役作業での身体負担を軽減する補助器具「アシストスーツAWN─02」を開発したと発表。機器開発はアクティブリンク、現場での評価実証を辰巳商會が担当した。
     AWN─02は体幹の動きを位置センサーで検出し、動作意図に合わせて腰部のモーターを回転させることで、荷役作業時の腰への負担を軽減するもの。荷物の持ち上げを補助するモードや、上体を保持して荷物の搬送を補助するモードなど、腰部の位置センサーで検出した姿勢や動きから、自動で動作モードを切り替えるアルゴリズムを開発し、使用者がスイッチ操作することなく、作業に追従してアシストモードが切り替わる。


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     アクティブリンクは昨夏から、辰巳商會の協力のもと大阪港物流倉庫で荷役作業者へのヒアリングや実証試験などを実施。実験室での理想的な荷物の上げ下ろし作業では、腰の負担を軽減するだけでなく、作業効率の改善効果も確認している。
     今後は、本開発品をベースに用途開発を進め、2015年度中に量産を開始する予定。製品の販売は三井物産とパナソニックを通じて行う予定で、「レンタルやリースも含めて、広く社会で使用いただける方法を検討している」という。
    ◎関連リンク→ パナソニック株式会社

     
     
     
     
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