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    マルイチ ロジボードのサブロク版発売、厚さ4cm

    2015年2月13日

     
     
     

     「純国産高品質主義」のマルイチ(神奈川県厚木市)は、トラック輸送用緩衝スペーサー「ロジボード」のサブロク版を開発した。「物流魂」シリーズとして発売する。
     同製品の厚みは4cm。兵頭一孝常務は、「5cmの従来品を使われているユーザーからは『薄い』という声も出たが、試験的に使ってもらったところ、それは固定観念だということを分かってもらえた」という。
     結果、「4cmで充分という声が圧倒的に多く、4cmで防げないような衝撃が加わった場合は、5cmでも防げないことも分かった」と説明。「きちんとした荷姿でパレットに積まれていれば、もっと薄くても問題なかったが、運んでいるドライバーの皆さんに安心感を持ってもらうために4cmを採用した」と付け加える。
     「4cmのメリットは、何と言ってもコスト」だが、同社では900mm×1800mmサイズにし、さらにコストメリットを追求。「1100mmや1200mmサイズのパレットであっても、面で押さえるには幅は900mmあれば充分。きちんと押さえておけばズレもない」。さらに同社独自の肉抜きも行うことで、「抜群に安く、機能も問題なし」と胸を張る。


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     現在は、サンプル出荷を行っているが、「あまりに安くて『見積もりを間違えていないか』と心配されることもある」と笑う。スペックとコストの両面から「スペーサーは厚さ4cmが運送業界にはストライクだと考えている」と同常務。「荷姿によっては2cmでも大丈夫な現場もあるはず」とも。
     「いままで存在していなかった商品なので、ニーズは未知数」としながらも、「まずは使っていただいた上で、ご判断いただきたい」と自信を見せる。「今後も、ユーザーの望むサイズをラインアップとして充実させていきたい」と意気込む。
    ◎関連リンク→ 株式会社マルイチ

     
     
     
     
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