物流業に特化したシステム「物流サーチ」「ぴたちょ」の開発を手がける大化物流開発合同会社（入江徹社長、大阪市住之江区）は、中小規模倉庫向けの「ＩＴコンサルティングサービス」を提供している。
　ワーキンググループ長の吉田敏弘氏は「在庫管理システムの導入は、慎重にならないと無駄な機能でコストもかかってしまう。当社では、顧客の取り扱い在庫に合わせた最適な管理ができるシステムを提供させていただく」と説明する。
　同サービスは、顧客の要望を最大限に生かしたオーダーメイドシステム。システムは各社の現場環境で異なるため、常に現場目線での開発を心掛けている。「入出庫作業の効率化」「在庫現状のリアルタイムの把握」「使いやすい画面デザイン」「様々な作業手順への適合」をコンセプトに開発する。

　吉田氏は「パッケージでシステムを販売すると、顧客によっては不要な機能もある。各社の物流形態を理解し、少しでも無駄なコストを抑えた独自のシステムを提供する」と話す。「安心してもらうためにも完全オーダーメイドにしている。納得がいくまで時間をかけ、使用しやすいシステムを開発をしていきたい」と話す。
　価格は月額１万８０００円（基本１年契約）となる。
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