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    パナソニックカーエレクトロニクス 業務用車両向け車載器を開発

    2016年3月15日

     
     
     

     パナソニックカーエレクトロニクス(東京都品川区)は、ETC2.0に対応したGPS内蔵の業務用車両向け車載器「CYーET5000GD」を発売。GPSとスピーカーを内蔵した新開発の一体型アンテナを採用している。
     同社は国交省が進める安心・安全と渋滞緩和を目標とする社会実験に参加。同省が2014年秋に「ETC2.0」という新しい取り組みを発表したが、その流れに合わせる形で開発したのが同車載器だという。
     従来のカーナビと連動した一般車両向け製品とは一線を画し、業務用車両向けの同車載器ではトータルの価格を抑え、導入のしやすさを重視。パナソニック・オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社(横浜市都筑区)の岩波誠主務(写真左)は、「GPSを積んだ車載器として、ナビを必要としない運送事業者の皆さんに活用頂きたい」とし、「スピーカー一体型アンテナを採用しているのは現時点では当社のみ。ETC2.0本体ではなくアンテナにスピーカーを内蔵したことで音声が聞き取り易くなり、ダッシュボード上への設置もし易くなっている」と自信を示す。


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     価格はオープンで、参考価格は3万9800円(税込み)。取付工事費は5000〜1万円、交換の脱着工事となる場合は1万〜2万円。別途セットアップ費用や出張費用がかかる場合がある。
     パナソニックカーエレクトロニクスの武田潔取締役(同右)は、「取り付け費用を入れても5万円前後。割引制度でのメリットを勘案し、早期の導入をお勧めしている」と語る。
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     同取締役は、「昨年末から問い合わせが急に増えてきた。『早く対応しなければ』と、敏感に反応されているのを感じている」とし、「メーカーとしてもきちんと対応していくため、今後に向けて生産体制の強化を検討している」と話す。
    ◎関連リンク→ パナソニックカーエレクトロニクス株式会社

     
     
     
     
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